本日、4年生のメッセージ第4回目！！
川越美咲、満永朱音
100mHの選手2名のメッセージです！
川越美咲
入学して1ヶ月で出場した関東インカレでは、組ほぼ最下位で予選落ちしました。秋のインカレでも例のごとく予選落ちしました。出場できるだけで、いい。そう思っていました。熾烈な100mHで生き残るというのは、当時の私にとって雲を掴むくらいのものでした。
法政大学で学んだことは、雲をいかに雲じゃないものにするかは自分次第ということです。努力が報われるかどうかは10年間続けた陸上の結果を持ってしても、答えが出ることはありませんでしたが、自分にとって最善の努力が正解だと思うのです。曲げられない強い信念さえあれば、うまくいきます。監督からいただいたアドバイスをは全て吸収しました。そして大好きな仲間たちと苦しい冬を乗り越え気付けば、インカレで先頭を走る存在になっていました。最大目標の4継と個人での法政大学記録更新も達成できました。
最後のインカレの、ゴール後あんなに清々しい気持ちになれたのは、あのサブトラックで大好きな同期と後輩に大丈夫と背中を押されたからだと思います。
雲を雲じゃないものに変えられた時点で、私の陸上人生は終わりを意味していました。陸上の終着地点が法政大学でよかった。同期がみんなだから、私は強くなれました。
一個上の先輩たちを追いかけ、今の私たちがあります。後輩たちにとって、あのような偉大な存在になれたでしょうか。
そして法政女子のハードルはもっと強くなります。そう確信しています。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
満永朱音
苅部監督をはじめとするスタッフの皆様、4年間苦楽をともにしてきた同期、チームの皆さんお世話になりました。
陸上人生を振り返ると、楽しいよりも辛いことの方が多い競技生活だったように思います。特に大学4年間は陸上競技の難しさを痛感し、自分の選んだ選択に悩むことも、時には後悔することもありました。しかし、ここまで頑張ってこれたのは支えてくれた仲間、家族の存在があったからだと思っています。皆の努力や活躍に刺激を受け、ともに切磋琢磨することで乗り越えることができました。特に最後の年は怪我に悩まされ、心が折れそうな瞬間も多々ありましたが、チームのみんなの支えがあり、最後まで全力で走り切ることができました。本当にありがとう。
そして、何よりも一番の支えであり続けてくれた両親。まずは、離れた地で陸上競技に集中できる環境を与えてくれてありがとう。私が「やりたい」と思ったことを尊重し、日常のあらゆる面でサポートしてくれたことがどれほど心強かったかわかりません。思うような成果が出せず、悔しい思いをすることもありましたが、どんな結果でも受け入れ、励まし、見守り続けてくれたことが大きな支えとなっていました。いつも側で応援してくれてありがとう。本当に大好きです。
陸上競技と出会い、そしてかけがえのないみんなと切磋琢磨し陸上競技に打ち込めたこと心から嬉しく思います。皆さん、本当にありがとうございました。
