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2025

2025 4年生メッセージ ①

本日より、先日引退しました短距離・跳躍ブロック4年生の今までの陸上人生を振り返った感想を掲載していきます。

第1回は幹部を務めた主将、女子主将、寮長、会計、4名のメッセージです!



髙橋遼将(短距離•ハードル)

偉大な先輩たちの背中に憧れて法政大学に入り、オリンピック・世界陸上で戦うことを目指しましたが、叶うことはありませんでした。それでも、その過程で取り組んできたことは決して無駄ではありませんでした。

腰や足首の怪我を繰り返す中で、丸一日ストレッチしてみたり、練習時間を大幅に削ってみたり、パワーマックスだけやってみたり、ほかの人になにしてんだと言われたこともありましたが、自分自身で考え抜く力が身につき、これまでと違う視点や新たなことに挑戦するきっかけにもなりました。競技の結果だけでは測れない成長を実感できたことは、4年間を通して得た大きな財産です。

また、沢山の人に支えてもらえたおかげで、この充実した陸上競技をすることができました。苅部監督をはじめとするスタッフの方々、トレーナー、マネージャー、選手の皆様、沢山お世話になりました、ありがとうございました。

そしてなにより、ここまで何不自由なく生活できて、たくさん応援に来てくれた家族には感謝してもしきれません。

大学卒業後も感謝の気持ちを忘れず、自分らしく進んでいきたいと思います。

これからの法政大学陸上競技部も応援しております!


星野莉亜(短距離•ハードル)

走り続けること10年。「誰よりも速く」、「この記録を出す」、たくさん思うことはあったけど、最終的には「走ってる自分が好き」なのだと純粋に走ることへの幸せを感じながら競技と向き合っていた。

幼稚園の頃から徒競走では1番をとって親にボルトポーズしてねと言われ恥ずかしい気持ちもある中でカメラに向かってやってた。競技を始めるきっかけとなった中学1年生での運動会、砂の校庭で100m走を走って13.18の学校新記録。もちろん靴で。ここで初めて「速く走るならカッコよく走りたい」そんな思いが芽生えて、陸上競技経験者である両親を説得させ、当時陸上競技部がなくバドミントン部に所属していた私は外部で陸上クラブに通わせてもらえることになった。初めは練習に行くのも面倒だし、つまらないとまで思っていた。でも秋に初めて試合に参加させてもらえることになって、出た試合で12.93、都で2番。この時のスパイクは中距離スパイクだった。自分がまともに戦えるとも思ってなかったし、何より自分の知らない力を知って震えが止まらなかった。嬉しいとか感情がわからなくて、ただ自分の実力に驚きを隠せなかったことだけは鮮明に覚えている。その時、ゴール付近で震えてる私に声をかけてくれたチーム東京の先生から一言。「陸上を本気でやってみないか」。その言葉とその先生の真剣な目を見て迷わず「はい」とだけ返事をした。そこからが、私の陸上競技のはじまりだった。

もちろん良いことばかりでもなく、辛いことの方がいっぱいあった。心無い言葉もたくさん浴びたし、悔しい思いだっていっぱいした。そんな思いをする度に毎回泣きながら家の前で練習し始めたり、筋トレだけでもしてみたり、練習後の帰り道にある競技場に寄って1人で練習してみたり。なんでここまでしてるんだろう、と自分に問いかけてみたことだってある。はじめは、「勝ちたいから」「タイムを出したいから」そんな言葉が表には出てたけどそれが何を意味するのかをよく考えた時に「走ることが大好きだから」、この答えにしか辿り着けず、どんだけタイムが出なくて、どんなに酷いこと言われても走り続けられたのはこの言葉が私の中で生きていたからだと今は思える。理想通りに走れない自分も、それを親に見せることも、何もかも全てが本当に辛くて、死にたい死にたいって練習日誌に書いて自暴自棄になった時期もあった。

まさか、この物語が10年も続くだなんて自分でも思ってなくて。でも、当たり前のように走って、喜んで、泣いて、悔しがって、また強くなって、の繰り返しが私の人生の視野を広げてくれて、たくさん友達もできて、たくさんの経験を積んで、今の星野莉亜という人間が出来上がった気がする。

私が描いた競技人生には届かなかったけど、幸せな10年だった。

まだまだ書けることはいっぱいあるけどこの辺で!笑顔と優しさと強さを忘れずにこれからの夢に向かって頑張ります!


赤堀眞(短距離)

短距離ブロックに所属していました赤堀 眞です。

私は、この4年間思うような結果を残すことができず悔いは残っていますがやり残したことは無いと思ってます。やり残すことなく4年間を終えることができたのは、無我夢中に練習に打ち込める環境があったことと、苅部監督をはじめとする周りの方々の協力があったからだと強く感じています。寮生活でも、寮生で花火をやったり、温泉へいったりと楽しい思い出を残すことができました。

陸上競技・寮生活ともに唯一無二の4年間を過ごすことができました!

ありがとうございました!


松本望(短距離•ハードル)

初めに10年間の陸上競技人生において応援してくれた家族、指導してくださった先生方には心から感謝しています。

中•高•大学結果だけを見れば「惜しいな」と感じる事が多くありますが、今ではそれが自分らしいなと思います。

特に大学では人生初の骨折と肉離れを経験し何ヶ月も走れなくつまらない日々もありましたが、サポートしてくれる環境、強くてユーモアな人たちの存在、周りの環境に恵まれているのだと感じることが多くありました。陸上競技という個人スポーツは、1人でスタート位置に立ちますが、その過程では必ず1人ではない事、当たり前のようで当たり前ではない支えがあることに感謝し、これからの人生で出会う新しい人達とのつながりも大切にしていきたいと思います。

本当に楽しかったー

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